筋トレ・ダイエットの基本はカロリー計算|消費カロリーと摂取カロリーの考え方を完全解説 - Wellness Press

筋トレ・ダイエットの基本はカロリー計算|消費カロリーと摂取カロリーの考え方を完全解説

「筋トレをしているのに体が変わらない」
「食事を気をつけているのに痩せない」

こう感じたことはありませんか?

実は、筋肉が増えない・痩せない原因の多くは、
**トレーニング不足ではなく“カロリーの理解不足”**にあります。

筋トレもダイエットも、本質はシンプルです。
それは「消費カロリー」と「摂取カロリー」のバランス。

この記事では、初心者でも理解できるように、
カロリーの基本から目安の考え方までをわかりやすく解説します。

筋トレ初心者の具体的なトレーニングメニューについては、以下の記事で詳しく解説しています。
筋肉をつけたい人向けの初心者メニュー
痩せたい人向けの初心者メニュー

体は「カロリー収支」で決まる

まず最初に覚えておきたいのが、体の変化はすべてカロリー収支で決まるということです。

  • 痩せる :消費カロリー > 摂取カロリー
  • 体重維持:消費カロリー = 摂取カロリー
  • 太る  :消費カロリー < 摂取カロリー

どれだけ筋トレをしても、摂取カロリーが多すぎれば体脂肪は増えます。
逆に、食事量を減らしすぎれば、筋肉まで落ちてしまいます。

つまり、
筋トレや食事の前に「カロリー」を理解することが最優先なのです。

消費カロリーとは何か?

消費カロリーとは、1日に体が使うエネルギーの総量のことです。

消費カロリーは主に3つで構成されています。

① 基礎代謝(約60〜70%)

何もしていなくても消費されるエネルギー。
呼吸・心拍・体温維持など、生命維持に必要なカロリーです。

筋肉量が多い人ほど、基礎代謝は高くなります。


② 日常活動(約20〜30%)

  • 通勤・通学
  • 歩行
  • 家事
  • 立ち仕事

実は、筋トレよりも日常活動の方が消費カロリーは大きい場合が多いです。


③ 運動(約10%前後)

  • 筋トレ
  • ランニング
  • スポーツ

多くの人が誤解していますが、
運動だけで消費できるカロリーは意外と少ないのが現実です。

基礎代謝はどうやって算出する?

基礎代謝は専門的な計算式で求めることもできますが、
筋トレやダイエット初心者の場合は、ざっくりした目安を知るだけでも十分です。

ここでは、誰でも簡単にできる2つの方法を紹介します。

① ざっくり算出する方法(体重ベース)

最も簡単なのは、体重から基礎代謝を計算する方法です。

目安は以下の通りです。

  • 男性:体重 × 22〜24kcal
  • 女性:体重 × 20〜22kcal

例えば、体重65kgの男性の場合、

65 × 22〜24
→ 約1,430〜1,560kcal

これが、1日に何もしなくても消費されるエネルギー量の目安になります。

細かい数値にこだわりすぎる必要はありません。
まずは「自分の基礎代謝はこのくらいなんだ」と把握することが重要です。


② 体組成計を使う方法

より正確な数値を知りたい場合は、体組成計を利用する方法もあります。

多くのジムや家庭用の体組成計では、

  • 基礎代謝
  • 体脂肪率
  • 筋肉量
  • 内臓脂肪レベル

などを自動で測定できます。

ジムに通っている人は、InBodyなどの体組成計を一度測定してみるのもおすすめです。

自分の体の数値を知ることで、

  • 食事量の調整がしやすくなる
  • 目標設定が明確になる
  • モチベーションが上がる

といったメリットがあります。

総消費カロリー(TDEE)の考え方

自分の消費カロリーを知るためには、総消費カロリー(TDEE)を理解する必要があります。

TDEEの目安:

  • ほぼ運動しない:基礎代謝 × 1.2
  • 週1〜3回運動:基礎代謝 × 1.4〜1.6
  • 週4回以上運動:基礎代謝 × 1.7〜1.9

例)
基礎代謝が1500kcalの場合

  • 週1〜3回運動 → 約2100〜2400kcal

これが、あなたの「1日の消費カロリー」の目安になります。

摂取カロリーとは何か?

摂取カロリーとは、食事から得るエネルギーの総量です。

初心者が陥りがちな勘違いは次の通りです。

  • 食べていないつもりでも高カロリー
  • ヘルシーそうな食品でも脂質が多い
  • プロテインだけ意識して総カロリーを見ていない

筋トレやダイエットを成功させるには、
「何を食べるか」だけでなく「何kcalか」を意識することが重要です。

たんぱく質や脂質の具体的な摂取量については、以下の記事で詳しく解説しています。
ジム初心者がまず意識すべき食事の基本【高たんぱく・低脂質】

摂取カロリーの目安【目的別】

筋肉をつけたい人の場合

基本の考え方は、消費カロリーより少し多く食べることです。

目安:

  • 消費カロリー + 200〜500kcal

例)

  • 消費カロリー:2000kcal
  • 摂取目標:2200〜2500kcal

増量しすぎると脂肪が増えるため、
「少し余裕を持たせる」ことがポイントです。


痩せたい人の場合

基本は、消費カロリーより少し少なく食べることです。

目安:

  • 消費カロリー − 300〜500kcal

例)

  • 消費カロリー:2000kcal
  • 摂取目標:1500〜1700kcal

極端に減らすと、筋肉が落ちたり、リバウンドの原因になります。

三大栄養素の考え方(PFCバランス)

カロリーだけでなく、栄養素のバランスも重要です。

たんぱく質(最優先)

筋肉の材料となる栄養素。

目安:

  • 筋肉をつけたい人:体重 × 2g
    (本格的に筋肥大を狙う場合は3g程度)
  • 痩せたい人:体重 × 1〜1.5g

食事だけで足りない場合は、プロテインの活用も有効です。


脂質(意識しないと増えやすい)

脂質はカロリーが高く、摂りすぎると体脂肪が増えやすくなります。

目安:

  • 1食あたり20g以内
  • 総摂取カロリーの20〜25%程度

ダイエット中は特に「脂質」を意識することが重要です。


炭水化物(エネルギー源)

糖質は筋トレの燃料です。

  • 減らしすぎるとパフォーマンス低下
  • 極端な糖質制限は継続が難しい

残りのカロリーを炭水化物で調整するのが基本です。

初心者がやりがちなカロリーの勘違い

  • 運動したから好きに食べていい
  • プロテインを飲めば痩せる
  • 夜だけ食事を減らせばOK
  • カロリーより食材だけを見る
  • 週末の暴飲暴食を無視する

こうした習慣は、筋トレやダイエットの成果を大きく下げてしまいます。

※筋トレ初心者がやりがちなNG行動については、こちらの記事で詳しく解説しています。
筋トレ初心者がやりがちなNG行動10選|遠回りせず結果を出すための行動

カロリー管理をラクにする方法

「毎日カロリー計算は面倒」と感じる人も多いでしょう。

おすすめの方法は以下の通りです。

  • 食事管理アプリを使う(あすけん、MyFitnessPalなど)
  • 最初は3日〜1週間だけ記録する
  • 完璧を目指さない

一度でも数字を把握すると、食事の感覚が大きく変わります。

まとめ|筋トレもダイエットも“数字”がすべて

筋トレやダイエットの成果は、努力だけでは決まりません。

  • 体はカロリー収支で変わる
  • 消費カロリーを知ることがスタート
  • 摂取カロリーを意識することで、体は確実に変わる

まずは、自分の消費カロリーと摂取カロリーを知ることから始めてみてください。
それだけで、筋トレとダイエットの成功率は大きく変わります。

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